結婚内祝い

結婚内祝いとは、披露宴に招待できなかった方や、出席できなかった人たちへ、
頂いたご祝儀・結婚祝いのお礼をお贈りすることです。
結婚内祝いは挙式後1ヶ月以内にお返しするのが常識です。

遅くなってしまい、相手が忘れた頃に届くなんて厳禁です！ 色々とバタバタしている時期で、忙しいと思いますが、
自分達を祝福してくださった人たちへのお礼を怠ってはいけません。

挙式前に結婚内祝いをお贈りする方のリストを作成する等、徐々に準備を進めておきましょう！
そして、いざギフト選びになると頭を悩ます方が多いはず。 ギフトの内容や相場は渡す相手によっても変わってくるので、難しいですよね。

ここでは喜んでもらえる結婚内祝いギフトについてお伝え致します。

お勧め内祝いギフト

両親・親戚編

親や親戚からもらうお祝いは高額なものが多い分、 お返しも華やかで高級感があるものがお勧めです。
古くから縁起物として贈られている「かつおぶし」は、目上の方への定番ギフトとなっています。
その他にも、舌の肥えている目上の方々には高級グルメなども喜ばれるようです。
実際に試食に行くなど、味にもこだわって厳選しましょう。

また、両親には結婚記念日の日付入りのグラスやタオルなど、日常使い出来つつも、記念に残るものはいかがでしょうか？
使う度に思い出すことが出来る、心温まるギフトになりますよね。

上司編

上司へのギフトはなにより頭を悩ませるかもしれませんね。
家族がいる場合は家族全員で消費出来るような、 お菓子やお米のセット、お肉や果物といった生鮮食品が喜ばれるでしょう。

独身の方には趣味に沿ったギフトをあげるのがお勧めです。
例えば、お酒が好きな上司であれば、お酒とおつまみのセットをギフトとして贈るのはいかがでしょうか？
また、レトルト食品やデリカテッセンの詰め合わせも、一人暮らしの人には嬉しいですよね。

近年では、金券をギフトとして贈る方も増えてきています。実用的で良いという人も多いですが、
ご祝儀(お金)に対して金券(お金)で返すのは、もらったものを突き返すのと同じことになり、失礼とされています。
目上の方に金券を贈るのはなるべく控えましょう。

友人編

友人には、一味違うセンスの良いギフト選びをしてみてはいかがでしょうか？
普段は少し高くて、自分で買おうかどうかは迷ってしまうけど、気になっているブランドの食べ物や雑貨ってありますよね。
そういったものをギフトでもらえると嬉しくないですか？

友人となると比較的年齢も近く、お互いの好みなどもわかっているので、そういった目線でギフト選びをすると良いものに出会えるかもしれません。
また、男性や女性によって内容を分けるのも、センスの良いギフト選びをするコツです。

女性の友人

女性であれば、人気店のお菓子セットといった食べ物から、日常使いが出来るキッチン用品やタオルなどが人気です。
ハンドクリームやボディクリームなどといった基礎化粧品系も、近年、ギフトでは良く選ばれているそうです。
特に冬の乾燥する時期にもらえたら、嬉しいですよね。

男性の友人

対して男性には、ボトルワインといったお酒や、コーヒーセットなどが人気のようです。

お菓子を贈る場合も、甘いものが苦手な男性も多いので、甘さが控えめのものをチョイスするなど、
ちょっとした心遣いで、更に相手が喜んでくれるのではないでしょうか。
また、洗剤やオイルなどの生活用品は、いくらあっても困ることはないので、特に既婚者の友人にお勧めです。

ギフト選びに迷ったら…

もし、ギフト選びに頭をかなり悩ませてしまった時は、カタログギフトにしてみてはいかがでしょうか？
人によって好き嫌いはありますし、そういった面がギフトを贈る際に、少し不安になるポイントかと思います。
その点、カタログギフトは欲しいと思ったものを選んでもらえるのがメリットです。

ギフト選びでタブーなもの

気持ちがこもっているのが何より大切ですが、お祝いの席にはふさわしくない贈り物もあります。
せっかく思いを込めて送ったもので、相手が悪い気持ちになってしまうのは残念です。
お祝い事にはタブーなものたちの知識も身につけておきましょう。

日本茶

紅茶などは問題ないですが、日本茶は弔事でよく出てくることから、 お祝いの品としては、タブーとされています。

櫛

くしという読み方から「苦」「死」という悪い言葉を連想させるので避けましょう。

ハンカチ

ハンカチは漢字で「手巾(てぎれ)」と書きます。
読み方から“手切れ”を連想し、縁が切れるという風に捉えられ、縁起が悪いものとされています。

偶数はやめる

ご祝儀同様に、偶数は割り切れることから「別れ」を想像させます。
他にも4・6・9の数字は縁起がよくないので避けましょう。

刃物や割れ物は避ける

切れたり、割れたりするということから、縁が切れるということを連想される為、
お祝いの品としてはふさわしくないとされています。

最後に

みなさんのギフト選びのお役に少しでも立てたでしょうか？
結婚内祝いは手渡しが一番良いのですが、式後はバタバタしていますし、遠方に住んでいる方に会いにいくのはなかなか難しいかと思います。
ですので、大体は郵送になるかと思いますが、その際は品物と一緒に必ずお礼状を忘れないようにしてくださいね。 親戚や上司など目上の方には敬意を、友人には親しみをこめて、思いのこもった結婚内祝いギフトとメッセージをお贈りしましょう！